CashfulnessCashfulness
ベータに参加
第11章

資産を更新する

だれにでも起こります。支出も入金も記録しない数週間、数か月があって、Cashfulness の残高がもう実際と合わなくなる。有料プランで使える「資産を更新する」は、まさにこの場面のためのものです。会計スペースの資産の洗い出しを、はじめて使ったときと同じようにもう一度行い、それぞれの勘定科目が今いくらなのかを申し出ます。アプリは複式簿記の記録ですべてを合わせ直します。スペースを作り直すこともなく、起きていない動きを作り出すこともありません。

使うとき

記録の続きが途切れたときに「資産を更新する」を使ってください。休んでいた時期、引っ越し、暮らしの忙しい時期——支出の帳面のことなど最後に思い出すような時期です。失われた動きを一つずつ苦労して組み直すのではなく、今日の正しい姿から始めます。

たったいま動いた一つの勘定科目を細かく直すための道具ではありません。それには照合と取引の修正があります。これは資産の全体を一度で合わせ直すための道具です。

「資産を更新する」の最初の画面:機能の説明、「洗い出しによる修正」の勘定科目についての注、そして「マニュアルを開く」と「始める」のボタン。「資産を更新する」の最初の画面:機能の説明、「洗い出しによる修正」の勘定科目についての注、そして「マニュアルを開く」と「始める」のボタン。
「資産を更新する」の最初の画面:機能の説明、「洗い出しによる修正」の勘定科目についての注、そして「マニュアルを開く」と「始める」のボタン。

会計としてのしくみ

資産と負債の各勘定科目について、今日見たとおりの金額を申し出ます。普通預金に実際いくらあるか、車がいくらになるか、ローンの残りがいくらか。Cashfulness は申し出た金額を帳簿上の残高と比べ、差があるところに釣り合った修正の記録を書き込みます。

これらの修正の相手は、収益でも費用でもありません。純資産の中の専用の勘定科目で、名前は「洗い出しによる修正」です。理由は会計としての正直さです。差がどの支出や入金から生まれたのか分からないなら、アプリがそれを作り出してはいけません。あなたの損益計算書は、実際に記録したものだけを示し続けます。

一方であなたの純資産は、すぐ本当の金額に更新されます。そして「洗い出しによる修正」の勘定科目は、資産の変化のうちどれだけが説明のつかないまま残ったかという量を、時を越えて保ちます。次に洗い出すとき、道のりのどれだけが記録され、どれだけがされていなかったかが分かります。

順を追って

「資産を更新する」はサイドバーの「ツール」にあります。最初の画面は、これから何が起こるかをまとめ、前回の洗い出しの日付を知らせます。進められるのは会計スペースの持ち主だけです。

  1. 「ツール」から「資産を更新する」を開きます。
  2. 説明を読み、「始める」を押します。
  3. 各勘定科目に、今日の本当の金額を入れます。すでに正しい残高はそのままにします。負債には、まだ支払うべき金額を、プラスの数で入れます。
  4. 「下書きを見る」を押します。勘定科目ごとの差と、前後の純資産を確かめます。
  5. 経緯を覚えておきたければ覚書を添え、それから「修正を適用する」を押します。
「資産を更新する」の画面:資産と負債の勘定科目の一覧、それぞれの帳簿上の残高、そして今日の本当の金額を入れる欄。「資産を更新する」の画面:資産と負債の勘定科目の一覧、それぞれの帳簿上の残高、そして今日の本当の金額を入れる欄。
「資産を更新する」の画面:資産と負債の勘定科目の一覧、それぞれの帳簿上の残高、そして今日の本当の金額を入れる欄。

更新のあと

修正は仕訳帳にふつうの取引として現れ、摘要の "資産の更新" で見分けられます。貸借対照表と純資産はすぐに見たとおりの姿を映し、損益計算書はそのままです。

ここから毎日の記録をまた始められます。この先また糸を見失っても、大ごとではありません。もう一度測り直せばよいのです。洗い出しはそのたびに、前後の純資産とともに履歴に保存されるので、資産の移り変わりは途切れをまたいでも読み取れます。

資産を更新する — Cashfulness